2024年9月15日 栃木県日光市の男体山にU.L Hikeで行ってきました。
男体山って、どんな山
男体山(なんたいさん)は、栃木県日光市に位置する標高2,486メートルの山で、日光国立公園の一部として美しい景観を持つ山です。この山は、古くから信仰の対象として崇拝されており、特に二荒山神社(ふたあらやまじんじゃ)が信仰の中心です。男体山は、その壮大な姿から「日光の守り神」とも呼ばれ、山頂には二荒山神社の奥宮が鎮座しています。
主な特徴:
- 標高: 2,486メートル
- 位置: 栃木県日光市、日光連山の一部
- 山の形状: 円錐形の美しい山容で、火山活動によって形成された火山です。
- 信仰: 二荒山神社を中心とした修験道の霊山で、古代から多くの修行者や参拝者が訪れています。
- 登山: 標高差が大きく、山頂までの道のりは急勾配ですが、登山道は整備されており、登山シーズンには多くのハイカーが訪れます。毎年6月には「男体山開山祭」が行われ、夏場は多くの登山者で賑わいます。
- 展望: 山頂からは中禅寺湖や日光市街、遠くの山々を一望することができ、特に天気の良い日は素晴らしいパノラマが広がります。
男体山は、その自然の美しさと信仰の歴史が融合した特別な場所で、四季折々の風景や登山の醍醐味を楽しむことができる山です。
今回のコース
今回のコースは中禅寺湖のほとりにある二荒山神社中宮祠(ふたあらやまじんじゃ ちゅうぐうし)から登るコースです。一般的に「二荒山神社登山道」として知られており、信仰の登山道としても有名です。このコースは歴史と信仰が感じられるルートで、標高差が約1,200メートルあるため、急勾配で体力が求められるコースとなります。

コース概要
- 出発点: 二荒山神社中宮祠(標高1,275メートル)
- 登山は二荒山神社中宮祠の拝殿で受付を済ませ、登山料(安全祈願や道の整備費用として)を支払ってからスタートします。信仰登山のため、登山者の安全を祈願する意味も込められています。
- 1合目〜5合目:
- 1合目から3合目までは比較的緩やかで、樹林帯を進んでいきます。自然の中をゆっくりと登りながら、徐々に標高を稼いでいきます。
- 4合目からはやや勾配が急になりますが、5合目には一息つける休憩ポイントもあり、登山者はここで体力を確認し、再出発することが多いです。
- 6合目〜8合目:
- 樹林帯が続きますが、次第に岩場が増え、勾配が急になります。木々の隙間からは中禅寺湖が見えるポイントもあり、景色を楽しみながら進むことができます。
- 8合目付近からは、視界が開け、眼下に中禅寺湖や周囲の山々が広がる絶景を望むことができ、これが登山の醍醐味です。
- 9合目〜山頂:
- 9合目からは、かなりの急勾配となり、岩場をよじ登るような箇所も出てきますが、比較的よく整備されています。
- 山頂手前には鳥居があり、そこをくぐると山頂の二荒山神社奥宮に到着します。山頂は広く開けており、晴れた日には遠くの山々や日光連山、中禅寺湖を一望できる素晴らしい展望が広がります。
今回の登山計画もコースタイムの0.7掛けで計画しました。
日光の百名山、男体山に行こう!!!
「新潟から、日帰りで行ける百名山に行こう」
ということで今回は男体山に行くことにしました。
朝3:00に起床し準備して3:45出発!!新潟から男体山までは3時間ちょいです。朝焼けを見ながら関越道を東京方面へ!!
関越トンネルを抜けるとそこは!土砂降り(泣)

天気予報は15:00まで大丈夫なはずなのに!と思いつつ谷川岳PAで筍おこわとチーカマの朝食を食べる。

ここで嫁と運転を交代
沼田ICで降り、尾瀬の日光方面へ向かうと少しずつ天候が回復しテンション上がる
道の駅でabu-夫と再度運転を交代し中禅寺湖へgo!

戦場ヶ原近くで男体山が見えてきました。なぜか山頂だけ雲が(がーん)!!山頂に登れば晴れることを信じ進みます。

7:15二荒山神社前の駐車場に到着(青空サイコー)

7:30二荒山神社で入山の受付をし入山料1000円✖️2人を収め、いざ出発!!

登り始めは笹と杉の木の林を進みます。登り初めの標高は1300mなので涼しい!!下界は9月なのに30度を超える猛暑!!しかしここは24度と涼しい!!
やっぱり山は良いねと相方と話しながら先へと進みます。
3合目〜4合目は舗装された林道を進みます。とても歩きやすい!!観光地だけあって若い方や外国人(アメリカ・ヨーロッパ・韓国・中国etc)が多いですね!
金髪にタンクトップなんて方もおられました!!(カッコイイ)

6合目〜8合目で下界を振り返ると中禅寺湖と周りの山々の雲海の景色が最高!!

9合目付近に到着ここからガスガス!!たまには、こんな日もありますね!!

9:45山頂に到着

山頂の刀の前で記念撮影!!昭和31年に寄贈された金を鳴らす(ゴーン)良い音。叩くところが潰れているところが歴史を感じさせます。

補給を済ませ滞在時間15分で下山、相変わらず山頂滞在時間が短い夫婦です。
今日はabu-妻が調子がいいのか
abu-嫁は先に
abu-夫置いていかれる。

調子が良いのは良いことです。と思いつつ、abu-夫が遅いので大丈夫と心配される。
11:30二荒山神社に下山

神様に無事に下山したことを報告し温泉へ
下山後の温泉
出発前のリサーチでは「空ふろ」へ行こうと思っていましたが営業時間が13:00から
思いのほか下山時間が早かったので、Googleで検索し「やしおの湯」へ行き
汗を流し帰路へ。

帰りも谷川岳PAで土砂降り(泣)美味しい水を組んで朝のコーヒーを沸かそうと思っていましたが残念!!帰りはゆっくり安全運転で帰宅しました。
まとめ
今回は新潟から日帰りで行ける栃木県の男体山を選択しました。
当初予定は福島県の西吾妻山を計画していましたが、風が強い予報のため、天候の良い予報の男体山へ変更し行ってきました。
山計画を立てる際、登山計画書同様にセカンドプランやサードプランを計画しておくと急な天候の変化にも対応できるかと思います。
男体山は若い方や外国人の方も多く登山されており、初心者の方も多いように感じました。
岩場やザレ場もある為、滑りやすく慎重に進まなくてはいけないためfast hikeのように早くは進む事はできない感じです。
男体山は登山道や山頂にはトイレはないため、登山前に済ませるようにしてください
今回の装備
OMM25Lザック、レインウエア、ヘッドライト、炎熱サプリ、水2l、手袋、サングラス、ツエルト、携帯トイレ、行動食2回分、エマージェンシーシート、絆創、山と高原地図&アプリ、携帯電話、ココヘリ、日焼け止め、虫除け
今回は分岐もない事と登山者が多いと予想されたため、道迷いのリスクが少ないと判断し、少なめの装備としました。水については登山時間は短いものの猛暑が続いており少し多めの量としています。
このブログが皆さんの素敵な山旅の参考になれば嬉しいです!
アブーより