2023年7月17日 飯豊本山にU.L Hikeに行ってきました。
飯豊山ってどんな山
・福島県と新潟県、山形県 3県にまたがる飯豊連峰の主峰
・飯豊連峰は2000mの山々が連なる東北最大級の山域です。
・百名山の中でも山深く距離が長いため難易度も高いことで有名です。
今回のコース

川入→三国小屋→切合小屋→飯豊本山→切合小屋→三国小屋→川入
のピストンでした。
登山計画
川入(御沢野野営場)駐車場 3:00
三国岳 6:40
切合小屋 8:00
飯豊本山 10:00
切合小屋 11:20
三国岳 12:30
川入(御沢野野営場) 15:00
悪天時の対応
11:00までに山頂につかない場合又は悪天時はきた道を引き返す
雷悪天時は切合小屋、三国小屋へ避難する。
装備
・ウエア:
ワークマンアンダーウエア(クールシャツ)
パタゴニア キャプリーンT
パンツ パタゴニア RUNパンツ
シューズ ニューバランスFrash Foam Hierro2019
レインウエア パタゴニア
ウィンドブレーカ パタゴニア
ストック シナノ トレランポール
・バックパック:
TMN TR10
・食糧:
おにぎり(梅、シャケ)・行動食(ナッツバー・餅・クッキ・シリアルバー他)・炎熱サプリメント・水2L(ポカリスエット・お茶類)
・エマージェンシー:
ツエルト、ポイズンリムーバー・携帯トイレ・除菌シート・トイレットペーパ・エマージェンシーシート・ヘッドライト・山と高原地図・コンパス
飯豊は山深い山容のため体力的気力的にも40代までに登りたかったので今回重い腰を上げて行ってきました。
今回のメンバーは奥さんとレジェンドとアブーの3人です。
2:00に駐車場に到着し仮眠をとり3:00に川入(御沢野野営場)出発
街灯もない真っ暗闇の中ヘッドライトを点灯しスタート
暗すぎて余計な光がないため
星がすごく綺麗でした!!
iPhone では星空の撮影はうまくできませんでした。残念

4:53 地蔵山付近、雲海からご来光を望む

5:37三国岳手前付近 legendと後光

5:44 もうすぐ三国小屋です
6:00 三国小屋到着
三国小屋から先は稜線を進みます。




三国小屋から先はお花畑
ヒメサユリ、ハクサンイチゲ、ニッコウキスゲ、イイデリンドウ、タカネマツムシソウ
花の名前は詳しくないのですがレジェンドに教えれいただきながら覚えているものを記載しました。
知らない花も沢山咲いていたのでもっと沢山の種類の花が咲いていたと思います。

6:26 三国小屋〜切合小屋 雲海が見れました。朝早く行くと素敵な景色がたくさ見れます。

切合小屋手前 ここ一箇所のみでしたが残雪を通る場所がありました。
滑っても、それほど滑落の危険はありませんが
不安な方は軽アイゼンをお勧めします。慎重に進みましょう!

7:51 姥権現
赤い頭巾と前掛けが可愛らしい

8:45 飯豊本山到着
嫁は2回目の登頂
前回はレジェンドと大グラ尾根からです。※かなりの健脚者向けコースです。
山頂はガスガスで何も景色が見えないのと強風にため滞在時間、約5分で下山

9:27 本山小屋から山頂を撮影
光と緑と残雪の白コンストラスが素敵でした。
13:00 川入(御沢野野営場)駐車場に到着
帰りは山都温泉いいでのゆで温泉に入って帰宅しました。
まとめ
今回の登山計画では13時間を想定していましたが
2週間前からスクワットなどのトレーニングを実施していたためか10時間で下山できました。
トレランポールのゴムが途中で抜けてしまい山小屋の方から使用しないよう注意を受けました
その後ポールは片付けての登山となってしまいただの重りになってしまいました。(笑)
ポールのゴムは予備があったほうがいいです。
飯豊は水場が沢山あり水切れの心配はないと思います。
ただしお腹の弱い方は水分は自前で用意した方がいいと思います
三国小屋手前の水場はキンキンに湧水が出ていますので水の補給及びアイシングは
ここの水場がおすすめです。
トレランをお考えの方は信仰の山であることから山小屋の方から注意を受ける場合が
あります。お互い気持ちよく登山できるよう気遣いしましょう。
今回、お爺さんが切合小屋で熱中症になられたみたいでヘリで救助されていました。
無理のない登山計画を計画しましょう
三国小屋からは沢山の高山植物が見ることができます。
高山植物の中に踏み込んだ入り、採取したする行為はやめましょう
高山植物は1度無くなってしまうとなかなか元には戻りません、大切しましょう。
私は夏山は夕立が発生しやすいため午前中の登山が基本にしています。
天候に気遣いながら登山計画を立てましょう。
今回のデータ 距離 33.5km、行動時間 9時間53分、平均速度 3.4km/h (my suunto date)
ザック重量 約7Kg程度
このブログを読んでいただいた方の素敵な山旅の参考になっていただければと思います。!!
アブーより